自動車部品サプライヤーの三次元デジタル測定と業務効率化


イベント詳細


概要

宮城県産業技術総合センターでは,新たに非接触画像光学式三次元デジタイザ「FLARE Pro 16M」と,アーム式デジタイザ「VECTORON VMC8000M」を導入し,三次元デジタル測定技術を活用した技術支援体制を強化しました。両測定機は,様々な形状・大きさ・素材の製品を三次元且つ高精度に測定することができ,自動車産業をはじめ,金型,航空機,鉄道などの分野で幅広く活用されています。

本ウェビナーでは,デジタイザ等の三次元デジタル測定技術を製造の現場に導入し,DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務効率化を推し進める自動車部品サプライヤーの方々を講師に迎え,リアルな現場での活用事例をご紹介いたします。

本セミナーで学ぶ内容

プログラム

  • 13:30~13:35「はじめに」
    • セミナーの趣旨説明
    • 質疑応答について
  • 13:35~14:10「三次元デジタル測定機の紹介」
  • 14:10~14:45「各種デジタイザを活用した“ものづくり”の事例紹介」
    • 講師:大豊精機株式会社 テクニカルアドバイザー 武田英己氏
    • 各種デジタイザを活用した「ものづくり」の事例をご紹介します。計測,解析,評価のプロセス重視は「ものづくり」の生命線です。
  • 14:45~15:20「生産ラインの垂直立ち上げに向けた事前検証における実機ラインのデジタルデータ化」
    • 講師:株式会社アイシン グループ生産技術本部 第5ユニット生技部 統括室 DE推進グループ職長/八郷 隆盛氏・大内 貴宏氏
    • デジタル測定機を活用した実機ライン,設備,治具のデジタルデータ化の取り組み紹介。

  • 15:20~15:55「デジタル測定機とCADデータによる座標計算とロボット高精度位置決めを用いた高精度汎用位置決め技術」
    • 講師:シロキ工業株式会社 外装部品生技部 ドアフレーム開発室 内山 友和氏
    • 2部品以上のワークをそれぞれ別のロボットに把持させ,各々のワークを3Dスキャンしデジタルデータを作成。デジタルデータと製品CADデータをデジタル上で位置合わせすることで,デジタルデータにCAD座標を付与。その座標同士を合わせることで部品間の相対位置を算出し,ロボットに移動量を指令する。ロボットの絶対座標精度を向上させるため,ロボットハンド先端に取付けられたマーカーをレーザートラッカーで測定し,ロボットの移動誤差量を算出,ロボットにフィードバックし動作させている。

  • 15:55~16:00「産業技術総合センターから情報提供 」
    • 各種情報提供(技術改善支援,補助金など)
    • アンケート記入後,随時ログアウト

※各講演の終わりに5分間,質疑応答の時間を設けます。

機器紹介

非接触画像光学式三次元デジタイザ「FLARE Pro 16M」

アーム式デジタイザ「VECTORON VMC8000M」

お申し込み

下記のWebサイトのお申込みページよりお申し込みください。(Zoom ウェビナー登録ページが開きます)

お申込みページ

主催・共催

主催:宮城県産業技術総合センター

共催:みやぎ自動車産業振興協議会

オンライン研修・セミナーについて

本イベントはオンライン会議システムZoomを使い開催いたします。

Zoomの事前準備

  • 受講者は,有償ライセンスは不要です。
  • Zoomは必ず最新版にアップデートの上,ご参加ください。
  • WEBブラウザからも接続できます。最新版のブラウザ(Edge,Chrome等)をご準備ください。
  • 接続方法に関する個別対応はいたしかねます(一部の研修とセミナーでは接続テスト有り)。
  • https://zoom.us/testでZoomの基本動作を確認できます。
  • その他,Zoomの利用に必要な環境や要件等はZoomのサイトをご覧ください。

注意事項

  • 特段のアナウンスが無い限り,イベント内容の録画,録音,再配布等はご遠慮ください。
  • 接続先やパスワードは申し込み受付後に別途ご連絡いたします。
  • 前日まで接続先,パスワードの連絡がない場合はお問い合わせ先までご確認ください。