更新日: 2025年7月17日
宮城県育成イチゴ品種「にこにこベリー」は、果形が円錐形で揃いが良く果肉が硬いため、高単価で取引されるケーキ用(業務用)としての適性が高いことが知られている。R6年度は、さらなる販路拡大と品質の均一化を目指し、収穫後の果実成分・硬度の経時変化の調査と、主要な出荷先である札幌への輸送試験を行った。その結果、収穫から7日後まで果皮硬度、糖、有機酸に差はみられず、札幌への輸送試験においても、果皮硬度、Brixはほぼ保たれた。一方、果皮に白い部分が多い未熟な状態で収穫すると、「にこにこベリー」は「とちおとめ」に比べ、日数が経過しても白い部分が残る傾向がみられた。
【県単独試験研究 令和5年度~令和6年度】/ 技術シーズ(令和6年度終了課題)
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