更新日: 2021年11月17日

磁場中熱処理装置

特徴

磁場中熱処理装置は,物質材料を磁場中で熱処理する装置です。

磁場の印加により,材料中の磁化の向きや強さ(磁気異方性)を制御したり,内部構造の配向を制御することが可能です。
本装置を用いて,新しい磁性材料の開発や探索が可能になります。

機種

東栄科学産業

TKSRMAO-25305

磁場中熱処理装置

カテゴリー:

料金

使用料金:

¥1,300円(1時間あたり)

研究員による支援 3,900円/時
操作法説明 3,900円/時
時間外の機器利用料は2割増となります。

施設機器の利用制限

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説明

用途

磁場をかけながらの熱処置

  • 静磁場中熱処置(任意角度の磁場印加が可能)
  • 回転磁場中熱処置

スペック・付属品等

装置の基本仕様 ・最高温度:500℃
・最大磁場:0.3T(テスラ)
・雰囲気: ①真空(10-4Pa台) ②ガス置換(ガス種は要相談)
磁場の方向制御仕様 ・回転速度:10~30rpm
・静止角度精度:±0.5°(任意角度)
・動作モード: 熱処理中に回転/静止の切替えが可能(プログラム制御)
その他 ・サンプルホルダ形状:□26mm-t1mmの基板が5枚セット可能な溝挿入式
・温度均一度: 試料領域で±5℃以内
・磁場均一度:試料領域で±5%以内

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