3Dプリンターでつくる「世界に1つだけの保育グッズ」入門セミナー


イベント詳細


イベント概要

「こんなグッズがあったらもっと便利なのに…」

保育の現場で働く皆さんが抱える、ちょっとした悩みを「デジタルものづくり」で解決するための新しい一歩を踏み出しませんか?

本セミナーでは、3Dプリンター※1などのデジタルツールを保育の現場で使うための超・入門知識を、ワークショップ形式で楽しく学んでいきます。

受講には専門的な知識は一切不要です。Webブラウザで手軽に使える簡単な3D-CAD※2ソフト「Tinkercad(ティンカーキャド)」を使って、自分で考えたオリジナルのグッズを設計し、3Dプリンターで制作するまでの一連の流れを、具体的なアイデアを出しながら体験していきます。

※1 3D-CADとは?|パソコンを使って立体的な形状を設計・作成するソフトウェア。
※2 3Dプリンターとは?|プラスチックや金属などの材料を、少しずつ積み重ねて立体的な形状をつくる機械。

プログラム

①3Dプリンターグッズ事例紹介(30分)

3Dプリンターで制作した、児童・高齢者向けの便利グッズや自助具(身体動作を補助する道具)などを例に、3Dプリンターグッズについて実物を手に取りながら学んでいきます。

学習する主な内容

  • 実際に現場で使われている3Dプリンターグッズの事例。
  • グッズのアイデアのヒント。

②3Dプリンター基礎(20分)

安価で手軽に使える3Dプリンター(フィラメント溶解製法)の仕組みや、その操作方法、材料などについて、実機を見ながら学んでいきます。

学習する主な内容

  • 3Dプリンターの概要(機器の準備、操作方法、材料など)。
  • 3Dプリンターを使うときの注意点。

③3D-CAD体験(30分)

WEBブラウザで手軽に動く便利な3D-CAD「Thinkercad」を使って、直方体や円柱、回転体などの基本形状をつくる手法を、実際にパソコンを操作しながら体験します。

学習する主な内容

  • 「Thinkercad」の起動方法(WEBブラウザで動くので追加インストール不要)。
  • 直方体、円柱、回転体(コマや花瓶)の作り方。

④アイデアワークショップ(75分)

グループで保育現場の「課題」を探して、それを解決するアイデアを講師と一緒にワークショップ形式で考えていきます。簡単なアイデア発想のコツも同時に学んでいただけます。ワークショップの最後には、参加者全員でアイデアを共有し、講師からコメントやアドバイスをもらいます。

学習する主な内容

  • アイデアを効率的にたくさん出す方法。

受講にあたり

  • Thinkercadを使用するために、メールアドレスとユーザー登録が必要です。登録用のメールアドレスを事前にご準備ください。なお、メールアドレスの二段階認証が必要な場合があります。スマートフォンなどを使い、会場で受信できるメールアドレス(WEBメールなど)をご準備ください。
    ※Googleの「Gmail」や、Yahoo!JAPANの「Yahoo!メール」推奨。
  • WEBメールへのログインに不安がある方はお早めに会場にお越しください。会場は13:00に開場します。
  • パソコンは主催者が準備いたします。
  • Windowsパソコンの基本操作(ネット検索、ワードで文章をつくる、パワーポイントで丸や四角を描く等)ができる方向けの研修です。パソコンの基本操作のフォローは行いませんので、ご了承ください。

講師

一般社団法人ファブリハ・ネットワーク 代表理事
伊藤 彰

作業療法士として20年以上の経験を持つ。既存の自助具が合わない当事者の課題解決のため、2018年に同法人を設立。デジタルファブリケーション機器(3D プリンターなどのデジタル工作機器)を用いて「自分に合う自助具」の製作環境を提供し、障害の有無に関わらず誰もが自分らしく暮らせる共創・共生社会の実現に向け活動している。

対象

  • 保育関連の仕事に従事する方や関係者。
  • デジタルものづくりに興味がある方。

会場

宮城県産業技術総合センター 大会議室

〒981-3206 宮城県仙台市泉区明通2丁目2番地

参加費

無料

お申し込み方法

こちらのフォームから、必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。

主催

みやぎデジタルエンジニアリングセンター(宮城県産業技術総合センター)/宮城県 保健福祉部 子育て社会推進課

お問い合わせ先

宮城県産業技術総合センター 企画・事業推進部 商品開発支援班 篠塚
TEL:022-377-8700
相談受付フォーム
E-mail: miyagi-de@pref.miyagi.lg.jp