更新日: 2023年3月24日
競輪の収益を財源とした公益財団法人JKAの令和4年度「公設工業試験研究所の設備拡充補助事業」により設備の拡充をおこないました。
Ⅰ.補助事業の概要
- 事業の目的
- 宮城県では自動車関連産業や高度電子機械産業の集積が進んでおり,地域企業にとって取引拡大の好機を迎えています。しかしながら,これらの産業は技術とコストの両面において世界的な競争力が要求されるため,地域企業においては参入に向けたさらなる技術力や製品の信頼性向上が課題となっています。
- そこで,本事業では地域ものづくり企業の新規取引分野への参入ニーズに応えるため,熱衝撃試験機を更新し信頼性試験の支援体制を強化します。
- 実施内容
- 本事業では,製品の温度変化に対する耐久性試験に用いられる熱衝撃試験機を宮城県産業技術総合センターに導入しました。本装置を活用した施設・機器開放事業,技術改善支援事業を通して,信頼性試験に関する技術支援を提供いたします。
Ⅱ.予想される事業効果
- 部品・製品の温度変化に対する信頼性向上
- 開発の効率化,低コスト化
Ⅲ.本事業により導入した設備
機械名 | 熱衝撃試験機 |
形式 | TSA-103ES-W |
メーカー名 | エスペック(株) |
外観 |
お問合せ先
担当者:機械電子情報技術部 デバイス技術開発班
TEL:022-377-8700 FAX:022-377-8712
お問合せフォーム
e-mail: soudan-itim@pref.miyagi.lg.jp