所長挨拶

更新日: 2024年4月16日
 

日頃より県内企業の皆様には、宮城県産業技術総合センターの業務につきまして、多大なる御理解と御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

弊所は、「新・宮城の将来ビジョン」に掲げる「富県宮城を支える県内産業の持続的な成長」の実現に向け、質の高い技術的支援サービスの提供を業務の柱として、各種技術相談や試験分析、施設・機器の開放等の「技術支援」、研修開催を通じて社内人材のスキルアップを支援する「人材育成」、地域産業の振興に資する先導的な技術や知見を見出す「研究開発」などの事業を実施しております。

令和5年度は、多くの企業様に弊所をご利用いただき、お陰様で設立以来、過去最高の技術相談件数とご利用金額となりました。新型コロナウイルス感染症の5類移行等に伴い、県内のものづくり企業の皆様の技術力向上や新製品開発、DXの推進等に向けた活動が活発化したものと考えております。

令和6年度は第5期事業推進構想(2024~2028年度)の初年度であり、こうした流れを更に強いものとするべく、次世代放射光施設「ナノテラス」の稼働や世界的な半導体受託製造企業の立地決定などの歴史的な好機を活かしながら、「さらに役に立つセンター」を目指して取り組んでまいります。

県内企業の皆様には、弊所の各種事業やサービスをこれまで以上に御活用いただき、新製品開発や品質向上、DX推進、社内人材の育成等の経営課題の解決の一助としていただければ幸いです。

宮城県産業技術総合センター
所長  伊藤 正弘