平成25年度公設工業試験研究所の設備拡充補助事業について

更新日: 2022年3月4日

 

 競輪の収益を財源とした公益財団法人JKAの平成25年度「公設工業試験研究所の設備拡充補助事業」により設備の拡充をおこないました。

  1. 補助事業の概要
    1. 事業の目的
      近年の部品調達のグローバル化に伴い、企業は独自の技術・製品を開発し、その成果を顧客にアピールすることによって積極的に仕事を獲得しに行く姿勢と能力が必要になってきました。特に、地域のプラスチック成形加工メーカーでは、これまでの支給材料を用いた受身の成形加工から、製品に必要とされる特性を勘案した材料の提案を含めた成形加工が求められています。本事業は、地域のプラスチック成形加工メーカーが、これまでに蓄積した成形技術と相互に高め合える独自の高分子系複合材料・技術の創出を以て新製品・新技術を開発し、新たな案件を受注するための力とすることを目指すものです。
      また、他の工業材料と比較して軽量であることは高分子系複合材料の特徴の一つです。創製した軽量・高強度な高分子系複合材料による金属部品の代替を推進し、製品の製造・使用時の両場面における省エネルギー化による経済コスト及び環境コストの逓減をも企図しています。
    2. 実施内容
      本事業では、任意の材料を連続して混練・押出・ペレット化することのできる「高分子材料コンパウンド装置」を宮城県産業技術総合センターに導入します。このことにより、地域のプラスチック成形加工メーカーが、既存の支給材料を用いた受身の成形に留まることなく、顧客に対して材料から新規技術提案をするための、独自技術の開発に挑戦できる環境を整えます。
  2. 予想される事業実施効果

    高分子材料コンパウンド装置を用いることで、成形加工メーカーの個別の特性や案件に応じた高分子系複合材料の創製が可能になります。このことにより、各メーカーの特色や時節の要請を鮮明に反映した新技術・新製品の開発と、その技術をもとにした取引先及び取引規模の拡大が期待できます。

  3. 本事業により導入した設備
    名称 高分子材料コンパウンド装置
    内訳 同方向回転二軸押出機、重量式フィーダ2台、冷却水槽、ペレタイザ
    設置年月 平成26年2月
    外観 H_25_PolymerMaterialCompound.png(225720 byte)

    (主要設備仕様)

    同方向回転二軸押出機 重量式フィーダ
    製造 東芝機械株式会社 株式会社クボタ
    型式 超高トルク二軸混練押出機
    TEM-26SX
    二軸スクリュ式カセットウェイングフィーダ
    CE-W-1D-MP,CE-W-0D-MP
    仕様
    • スクリュ径:26mm
    • L/D:48.5
    • 最高スクリュ回転数:1117min-1
    • スクリュ許容トルク:279N・m
    • 最高使用温度:350℃
    • サイドフィーダ付属
    • ストランドダイ(2穴)
    吐出量:

    • 1D(主原料・ペレット用):4〜20kg/h
    • 0D(副原料・粉体用):0.6〜3kg/h
  4. お問合せ先
    担当者 材料開発・分析技術部 高分子材料開発班
    TEL 022-377-8700
    FAX 022-377-8712
    E-Mail soudan-itim@pref.miyagi.lg.jp

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