概要
自動車産業界では、MBD(デジタルデータ、シミュレーション解析)による意思の疎通が求められ始めています。また、企業が培ったknow-how継承、産業人口減少の課題への対応のひとつとしてMBDが考えられます。
今回は、自動車産業界でのMBDの状況、国産シミュレーションソフトの現状、低価格ソフトの活用事例を通して、生産現場等でのデジタルツールとしての活用を皆様と一緒に考えられればと思います。皆様、どうぞ奮ってご参加ください。
開催日
令和8年1月23日(金)
内容・スケジュール
■第一部:基調講演【13 : 00 ~ 14 : 00】
〇「モノづくりのコミュニケーションツールとしてのデジタル化の状況について」
自動車産業界のOEMやTier1間では、MBD(デジタルデータ、シミュレーション解析)による意思の疎通を行ったモノづくりが浸透してきています。
自動車産業界でのデジタルコミュニケーションツールの活用状況を踏まえながら、モノづくりでの応用例をお話しいただきます。
講師:株式会社アイシン 製品開発センター 技術開発本部 解析技術部 統括室 グループ長 林 寿是 様
※MBD:Model Based Development の略
■第二部:国産のCAEを活用した応用展開例・事例紹介【14 : 15 ~ 16 : 00】
〇「樹脂射出成型、プレス成形の活用事例」(14 : 15 ~ 15 : 15)
自動車部品の製造に関する事象について、シミュレーションによる不具合未然防止などの活用例を用いながら解説します。
また、シミュレーション活用により各試作回数低減、タクトタイム短縮などの効果についてもお話しいただきます。
講師:株式会社先端力学シミュレーション研究所 営業・事業企画部 担当部長 東田 想太 様
〇「低価格ツールを活用したCAE推進」(15 : 15 ~ 16 : 00)
CAE/デジタルデータの活用を開始しようとすると、「専用ソフトが高価」、「使い方が不明」、「結果が合わない」の壁が出てきます。
低価格CAEツールを活用した事例を用いながら、これらの壁と解決手段につながる考察をお話しいただきます。
講師:アルプスアルパイン株式会社 情報システム部 技術インフラ企画課 主任技師 菅原 大輔 様
参加費
無 料
定員
20名
対象
自動車産業に従事・参入している、経営者、管理者、現場担当者の方 および シミュレーションに興味をお持ちの方
会場
宮城県産業技術総合センター 大会議室
(仙台市泉区明通二丁目2番地)
申込期限
令和8年1月22日 (木)
お申し込み
下記のお申込みフォームから必要事項を入力の上、お申し込み下さい。
『MBD手法と国産CAEを活用した持続可能なデジタル変革~自動車産業が進める製造業の未来に向けて~』_チラシ(PDF)
主催・共催
主催:公益財団法人みやぎ産業振興機構、宮城県産業技術総合センター
共催:みやぎ自動車産業振興協議会
本事業は、経済産業省 令和7年度CASE対応に向けた自動車部品サプライヤー事業転換支援事業(地域支援拠点運営事業)と連携して実施する研修です。
お問い合わせ
宮城県産業技術総合センター 自動車産業支援部 産業育成支援班
TEL:022-377-8700
相談受付フォーム
E-mail: itim-c@pref.miyagi.lg.jp